2009年06月21日

不思議界フーマ

エスパー犯罪組織マドーの壊滅後に現れた、暗黒宇宙最大にして最悪の宇宙犯罪組織。前組織の宇宙犯罪組織マクー、マドーをはるかに凌ぐ大軍団で全銀河の征服を企む。かつては地球のムー帝国を支配していた。構成員の忠誠は厚く、使命のためなら命を投げ打つことも厭わない。フーマ戦闘機とそれを格納可能な鬼瓦型のフーマ戦闘母艦を持つ。

大帝王クビライ
1万2千年前に滅びたムー帝国の元支配者であり、優に100万年を生きる帝王。不思議宮殿の壁面から首のみを覗かせている。1万2千年前の戦士シャイダーとの戦いで首と胴は切り離されてしまっており、胴体部分(声:飯塚昭三、吉田淳)は戦士シャイダーによって封印されていたが、第47話においてシャイダーに攻撃を仕掛け、倒されている。最終話で両手が触手となったメカの胴体を首に取り付けたサイボーグとなり、シャイダーに決戦を挑むが敗れる。
戦士シャイダーとの戦いではわが子の危機に自ら駆けつけ、胴体を失う重傷を負いつつも孫のポーを守り抜くなど、家族には優しい性格である。
神官ポー
作戦立案、不思議獣の誕生の儀式(実際に生み出すのはクビライその人)、及び不思議時空の発生を司る中性的なイメージの神官。無傷の地球を征服する事を望み、人の心に付け込む形の、いささか回りくどい作戦をとることが多く、前線に出ることはほとんどないが、単体でシャイダーを圧倒するだけの戦闘力を持っている。美しい姿を維持するには500年に一度美少女のエキスを摂取する必要があり、素顔は醜悪な鬼女。実はクビライの孫娘で、本人も知らなかったが、祖父のクビライからエネルギーが供給されていたことが後で明らかになっている。最終話でクビライが敗れた後、シャイダーとアニーに別れを告げ、珍獣たちと共に何処へとも無く姿を消した。「浅い悲しみは涙を誘う、深い悲しみは怒りを覚えます」の台詞は有名。

感染症
ケーブルテレビ
インフルエンザ
バイオリズム
戯曲
天体
喜劇
真菌学
日本画
宇宙ステーション
地層の作り
神社案内
未知の宇宙
脳と神経
日本の重要文化財
下町東京
広島の歴史
不動産用語
サンタはどこ
牛の生涯

へスラー指揮官
戦闘員ミラクラーや不思議獣らを引き連れ、戦闘の指揮を執るフーマの行動隊長。戦闘開始の掛け声は「征伐!」。当初は武力による征服に拘っていたが、後半になると自ら変装して不思議獣の作戦を推進するなど策士としての一面も見せるようになった。第45話において、イースター島(及びそこから派生した不思議界)で敗れる。携えている剣は前作の宇宙刑事シャリバンで登場したデビル剣をリメイクしたものである。
ギャル軍団
ヘスラー指揮官配下の女戦士軍団。全員が変装の名人で、様々な姿でスパイ活動を行なったり、フーマの作戦遂行の為に、社会の陰で暗躍している。第4話までは「くノ一・五人衆」と呼称。各メンバーの数字は日本語読みする。共通の装備として相手を捕縛するのに使うロープとナイフを持つ。
ギャル1 (ぎゃるいち)
ギャル軍団のリーダー格であり、軍団の中では誰よりもシャイダーやアニーに対し敵意を持っていた。第44話より始まる最終章では、先陣を切る形で自ら強化改造を志願し、神官ポーによる改造手術により殺人マシーン・戦士ギャル1となって登場した。右腕に刃物を仕込み、左腕がマシンガンとなったその攻撃力はすさまじいものであったが、弱点を見抜かれあっけなく敗れ去る。しかし死してなお怨霊(夜叉ギャル1)となってバビロス号に潜入、内部から破壊の限りを尽くしたが、最後はシャイダーブルーフラッシュによって完全に滅ぼされる。
ギャル2(ぎゃるに)
ギャル軍団の一員で怪力の持ち主。口から炎を吹いたこともある。
一年間のなかでギャル2は3人の俳優が演じている。また、2代目の大石麻衣から3代目の矢島有美子への変更については、大石が『電撃戦隊チェンジマン』の戦隊メンバーへの抜擢が決まったという理由がある。

2009年06月04日

仮現説またはキリスト仮現説とは

キリスト教の神学、キリスト論において、「イエスの身体性を否定する教説」を言う。つまり、「イエスの人としての誕生・行動や死はみな、人間の目にそのように見えただけであった」という見解である。当時の主流派(正統派)教会からは、異端であるとして排除された。語源は、ギリシア語の δοκεῖν(dokeīn、~であるように見える)という語である。

「仮現説」という語が意味するものには幅があるが、普通は狭義の仮現説を指す[1]。

広義の仮現説
部分的に受肉を認める説を含める。イエスが人間に働きかけるための手段として仮に人間の身体を受けたとして、仮りそめの受肉を認める立場を含む(イエスの完全なる人間化は否定する)。
狭義の仮現説
イエスの肉体性を完全に否定する説。人間が目にしたイエスは、幻の如き存在であり、イエスは終始、霊的な存在であって、肉体をもつことはない。
仮現説は、しばしばキリスト教グノーシス主義と結びつけられる(ただし、仮現説とグノーシス主義とは同義ではない)。グノーシス主義では、「物質的・肉体的なもの」と「霊的なもの」とを対立的に考える二元論をとり、前者を悪であると捉え、前者と後者は相容れない存在であると考える。 このような立場からは容易に、「イエスが神であるならば、神が劣悪な肉体をまとうはずがない」という教説が生まれることとなる。
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仮現説では、イエスの完全な人間化を否定するので、十字架の上で苦んだり死んだりすること(受難)はなく、肉体を棄てて神的存在に戻るだけであると考える。したがって「肉体の復活」はなく、『福音書』などに見られる復活のイエスは、霊的に現われて啓示を伝えたものであるとする。また、当然の帰結として、「贖罪」信仰は成り立たない。

仮現説の片鱗は、グノーシス派と関係があるか否かはともかく、キリスト教の最初期までさかのぼることができる。

2009年05月01日

ホロドモール

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ホロドモール(ウクライナ語:Голодомор[1];英語:Holodomor, Famine Genocide, Ukrainian Genocide)は1932年から1933年にかけてソビエト連邦のウクライナとウクライナ人が居住するその他の地域でおきた大飢饉である。原因は人為的であり、ウクライナ人に対する大虐殺であった。

この大飢饉が当時のソ連の指導者ヨシフ・スターリンによる計画的な飢餓ではないかとする議論が長年続いていたが、2006年ウクライナ議会は、「ウクライナ人に対するジェノサイド」であると認定した[3]。また、米英など西側諸国においても同様の見解が示されており、ソビエト連邦による犯罪行為であるとしている。

アルメニア人の大虐殺、ユダヤ人のホロコースト、日本人の原爆などと並んで20世紀の最大の悲劇の一つである
ウクライナでは1919年のウクライナ社会主義ソビエト共和国の成立を経て、1922年にはロシア・ソビエト連邦社会主義共和国や白ロシア・ソビエト社会主義共和国とともにソビエト連邦を構成した。当初はウクライナ政府にもある程度の意思決定権が与えられていたが、それは徐々に制限されるようになり、結局ソ連の結成によりまたもやウクライナの独立は失われることとなった。ロシアにとってウクライナはすべての産業の中心地であり、手放すわけにはいかなかった。なのでソビエト政府はウクライナ人に対する大量虐殺を行ったのである。少し前の話だがレーニンは市場経済廃絶のために反乱を起こした農民から報復として徹底的に搾取し500万人を餓死に追いやるという飢餓による殺人を行い、それに加えウクライナ人は100万人も飢餓に追いやられた。

1930年代初め頃には農業集団化は当初自発的に行われていたが、次第に強制的なものになっていった。ソ連のOGPUは、ウクライナ民族主義者、ウクライナ人の知識人、集団化政策への反対者、そして共産党政権にとって脅威であると見なした者は容赦なく抹殺した。豊かな土壌に恵まれたウクライナではあるが、課せられた収穫高の達成は困難で、更に当局による厳しい食料調達に耐えられず、不満を表明する動きが現われた。また、農村部は民族主義者達の溜まり場であるとして目をつけられていた。


2009年04月16日

モンケは皇帝としては有能な人物

モンケは皇帝としては有能な人物であり、その卓越した指導力と峻厳、果断な施政により、オゴデイ死後から分裂傾向を見せていたモンゴル帝国の引き締めに成功している。自らの軍事的才能や政治的統率力に恃みすぎてモンゴル共同体の和をないがしろにする独断専行が多かったこと、そしてこれらの背景もあって自身の即位の反対派であるカダアンを除くチャガタイ家やオゴデイ家に対して厳しい処置をとり、晩年には実弟のクビライを使いこなせなかったことが、モンケ死後のモンゴル帝国結束を揺るがす内紛につながったのである。

また、モンケは剛毅な性格で奢侈を好まず、シャーマン信仰に篤いモンゴル人である一方、学術教養にも深い理解を示した。オゴデイの時代にモンケをはじめとする同世代の王族たちは、ウイグル系やイラン系官僚たちからペルシア語文学などをテュルク語やモンゴル語訳を通して学び、モンケ自身数ヶ国語に通じていたうえ、『集史』によるとエウクレイデスの『原論』の問題をいくつか解いたといい、ユークリッド幾何学をはじめ東西の学術文化に造詣が深かった。暦を制定するためジャマールッディーンに天文台を建設させたが、なお不十分と考えて、イランへ派遣した実弟フレグに、イスマーイール・ニザール派に監禁されていた当代最高の数学者としても名高かったナスィールッディーン・トゥースィーの保護と招聘を依頼していたと伝えられる。この招聘はモンケの死去によって実現しなかったが、ジャマールッディーンはその後も東方に留まり、クビライのもとで建設された回回司天台を任され、フレグの命令でナスィールッディーン・トゥースィーが監督したマラーゲの天文台と観測データーを盛んに交換して、やがて授時暦の編纂をみることになる。

モンケ・「カアン」 [編集]
モンケはオゴダイが採用したものの、次代のグユクが用いなかった「カアン」 Qa'an/Qaγan, Qā'ān という称号を再度復活させたと考えられている。モンケが発令し華北の少林寺などに建立されたウイグル文字モンゴル語による聖旨碑などでは「モンケ・カン」 Möngke Qan(mwnkk' q'n) 、同時代のペルシア語、アラビア語の歴史書にはグユクや祖父のチンギス・カンのようにモンケ・ハン Mūnkkā Khān とするものも見られる。しかし、モンケの宮廷を訪れフレグに扈従してイランに戻ったアター=マリク・ジュmankū qā'ān と書き、ラシードゥッディーンの『集史』でも一部 Mūnnka Khān としている箇所もあるが、基本的に Mūnkka Qā'ān を用いており、「モンケ・カアン」と呼ばれている。これらのことから、モンケも治世の途中から「カアン」の称号を用い始めたのでは無いかと考えられる。

あっさぶ スロン カーリー デブー ナックス デブリ タング バケツ スメア マンドリル シュテム アーム リッド ピエロ 南瓜 プラス シャンピ スタン ピッツァ いゆふぇく ライブラリー タジア ダンガ モック タイム クシン モッズ トリック ピンマイク 黒太陽 スナンサ ザニア パロール セージラ オーセン モービル ニシキギ ガスケット スラック ストック ジャガー リベンジ デカップ スペア キドニー ヤソウェ 上海慕情 イニシ きほく モラルレ


2009年04月01日

フキ

フキ(蕗、苳、款冬、菜蕗、学名:Petasites japonicus)とは、キク科フキ属の多年草。

日本原産で、北海道・本州・四国・九州・沖縄に分布している。北は樺太から、朝鮮半島・中国でも見られる。山では沢や斜面、河川の中洲や川岸、林の際などで多く見られる。郊外でも河川の土手や用水路の周辺に見られ、水が豊富で風があまり強くない土地を好み繁殖する。近縁種は旧世界に広く分布し、ハーブとして利用される。また、幻覚作用の報告されている種もある。
モンブラ こまひ レイク モミジ プルライフ 月の海峡 しおじ コメン フォール ショートケー ティーホル メーカー オートメ わかた ビーフ イザヤ ロストル フリース エイグ ススキ ヒーロー チフス シーズ レード サルト マンパ サイトむい パクチー せりか ゲート ちこり メナム ション ストッキン オフス イソップ シュボド マップ ノンフ スツール ハイパー ドミノ タシケ コダチア プレス バウンス スーパー リコリス ハラム ウチク

北海道・足寄町の螺湾川(らわんがわ)に沿って自生するラワンブキは高さ2~3mに達し、北海道遺産に指定されている。かつては高さ4mに及ぶものもあり、馬に乗ったままその下をくぐることもできたという。

秋田県にも2mほどにも伸びる秋田蕗があり、全国的にも有名である。江戸時代秋田藩主の佐竹義和は江戸でこの傘の代わりにもなるフキの自慢をしたところ、他の藩主から信じてもらえなかった。そこで、藩主の名誉のために、領民は山野を捜索して一本の巨大フキを江戸に運び藩主の名誉を回復したという。これより、傘代わりにもなるこのフキの存在が国中に知られることとなった。北斎も北斎漫画に、フキの下で遊ぶ男たちを描いている。

こうした、茎が中空となる巨大な蕗は倍数体によるものである。

特に寒冷地では牧草地で大繁殖する。家畜が食べないので畜産農家からは嫌われている[1]。

繁殖方法など [編集]
茎は地上には伸びず、地中で地下茎(生姜やアヤメのような根塊)となり横に伸びる。地下茎が地表に剥き出しになると光合成のため緑色に変色する。このため、ワサビと間違われて誤食される例がるが、地下茎は有毒のため注意が必要である。

早春、葉の伸出より先に花茎が伸び出す。これを蕗の薹(フキノトウ)とよんでいる。雌雄異花であり、雌花は受粉後、花茎を伸ばしタンポポのような綿毛をつけた種子を飛ばす。開花時の草丈は5~10cmだが、結実時の草丈は80cmになるものもある。

近年は山野に自生する個体数が減少しつつある。里山でフキが群生している光景は自生では無く、人間の手によって管理されていることがある。

市場に野菜として出回るものは栽培品種が多い。主な品種としては、愛知早稲や水フキがある。栽培種は一般的に、苦みが少なく調理し易い。

山菜としてのフキ [編集]
独特の香りがあるふきのとうや葉柄、葉を食用とする。肝毒性が強いピロリジジンアルカロイドが含まれているため、灰汁抜きをする必要がある。 

ふきのとう
蕾みの状態で採取され天ぷらや煮物・味噌汁・ふきのとう味噌に調理して食べられる。一般的には花が咲いた状態のふきのとうを食べる事は避けられるが、細かく刻んで油味噌に絡める「ふきのとう味噌」などには利用可能。伸びたフキノトウも葉や花を取り除き、茎の部分を軽く灰汁抜きしたものを肉や刻んだ油揚げ、糸コンニャクなどと一緒に煮付けても美味しい。フキの葉柄よりも柔らかく筋もあまり気にならないので、茹でた後でも硬ければ茎の皮を剥ぐ程度で良い。
葉柄
重曹や木の灰などを入れた熱湯で灰汁(アク)を抜いて煮物や炒め物などにするか、生のまま塩や塩糠に漬けこんで保存し、調理前に煮てから流水で塩抜きしてから同様に煮物や炒め物にする。これだと春から夏に採取したものを冬の間にも利用できる。また、醤油と砂糖で濃い味の佃煮にしたものは「きゃらぶき」といい、これも保存食・常備菜となる。繊維質やミネラルが豊富で、昔は冬の野菜不足を補うポピュラーな山菜であった。現在はスーパーなどでも水煮のパックが年中販売されている。

秋田フキなどの大型のフキは茎の中の空洞も大きいので、身欠きニシンや細切りにした薩摩揚げなどお好みで詰めものをして煮付けても良い。

葉も、茹でたものを流水に半日ほどさらしてアクを抜き、細かく刻んで佃煮にするなどして食用になる。

その他 [編集]
季語:蕗の薹や蕗の芽・蕗の花は春、旬の蕗・蕗の葉・伽羅蕗・秋田蕗は夏の季語となる。

アンゼリカ:クリスタル・アンゼリカとしてケーキを飾るアンゼリカはセリ科のハーブだが、コピー食品としてフキの砂糖煮が市販されている。

方言:ふきのとうを、青森の津軽弁では‘ばっけ’、秋田弁では‘ばっけ’‘ばんけ’、山形の庄内弁では‘ばんけ’、アイヌ語‘マカヨ’と言う。また、アイヌ語でフキは「コロコニ」又は「コルコニ」と発音する。フキの葉の下に住む妖精の「コロポ(ボ)ックル」のコロはフキを示すと思われる。

類似する植物 [編集]
形態的によく似たものにキク科ツワブキ属の多年草ツワブキ(Farfugium japonicum)がある。葉が常緑で、深緑で厚みと艶があるほか、花が黄色く秋に咲くなど、生物学的には違いが大きいが、外見は似ている上、ツワブキも食用になる。

また、キク科メタカラコウ属の多年草オタカラコウ(Ligularia fischeri)などの葉も似ている。

2009年03月18日

熊野三山

熊野三山(くまのさんざん)は、熊野本宮大社、熊野速玉大社、熊野那智大社の三つの神社の総称。熊野三山の名前からもわかる通り、仏教的要素が強い。2004年に、「紀伊山地の霊場と参詣道」として、高野山などとともにユネスコの世界遺産(文化遺産)に登録された。日本全国に約3千社ある熊野神社の総本社である

熊野の地名が最初に現れるのは日本書紀の神代記で、神産みの段の第五の一書に、伊邪那美命が死んだとき熊野の有馬村(三重県熊野市有馬の花窟神社)というところに葬られたという記述がある。国家が編纂した歴史書(正史)に熊野の名が登場するのは日本三代実録からである。

古来、修験道の修行の地とされた。延喜式神名帳には、熊野坐神社(熊野本宮大社)と熊野速玉大社とあるが、熊野那智大社の記載が無いのは、那智は神社ではなく修行場と見なされていたからと考えられている。3社が興ってくると、3社のそれぞれの神が3社共通の祭神とされるようになり、また神仏習合により、本宮の家都美御子神(けつみみこのかみ)は阿弥陀如来で、牟須美神(むずびのかみ)が千手観音、速玉神(はやたまのかみ)は薬師如来とされた。熊野の3神は熊野三所権現と呼ばれ、主祭神以外も含めて熊野十二所権現ともいう。

平安時代後期、阿弥陀信仰が強まり浄土教が盛んになってくる中で、熊野の地は浄土と見なされるようになった。院政期には歴代の上皇の参詣が頻繁に行なわれ、後白河院の参詣は34回に及んだ。上皇の度重なる参詣に伴い熊野街道が発展し、街道沿いに九十九王子と呼ばれる熊野権現の御子神が祀られた。鎌倉時代に入ると、熊野本宮大社で一遍上人が阿弥陀如来の化身であるとされた熊野権現から神託を得て、時宗を開いた。熊野三山への参拝者は日本各地で修験者(先達)によって組織され、檀那あるいは道者として熊野三山に導かれ、三山各地で契約を結んだ御師に宿舎を提供され、祈祷を受けると共に山内を案内された。熊野と浄土信仰の繋がりが強くなると、念仏聖や比丘尼のように民衆に熊野信仰を広める者もあらわれた。また観音の化身とされた牟須美神を祀る那智大社の那智浜からは観音が住むという補陀落を目指して、大勢の僧侶が小船で太平洋に旅立った。次第に民衆も熊野に頻繁に参詣するようになり、俗に「蟻の熊野詣で」と呼ばれるほどに盛んになった。また、各社で発行される熊野牛王符(または牛王宝印(ごおうほういん)とも)は護符としてのほかに、起請文(誓約書)の料紙として使われ、この牛王符に書いた誓約を破ると神罰を受けると信じられた。

熊野権現は日本全国に勧請され、各地に熊野神社が建てられた。中でも沖縄では、神社の殆どが熊野権現を祀っている。
らんたい レタリング ゾンサワ ブルーフ リゲル ジューレ デリー きあおみ 千社札 マッタ ピーカン かつお菜 スリム ピアス ヤペテ チェンナイ 飛躍 マトリ ステップ オレゴン マーメイド スタート スピー しんとつ リュート ドラジェ ガッツ ベロッパー わくや トレイ ソリッド レイト ソーター シェーマ セオド ミント最適 カーンプル ミノロジー タイム たいわ スイッ ハンター スイート ランチコ スクープ シルヘット ヒュー ダート チャプレ ラッキ

ピークは過ぎたものの盛んであった熊野信仰も江戸時代後期の紀州藩による神仏分離政策で布教をしてきた聖や山伏、熊野比丘尼の活動を規制したため衰退し、明治の神仏分離令により衰退が決定的となった。

なお出雲の熊野大社(島根県松江市)には、この熊野三山の元津宮であるとの古伝がある。

2009年03月02日

ロックマンXシリーズ

舞台となる年代は『ロックマン』から100年後、20XX年~21XX年となる。ライト博士が研究未完成のため数十年前に封印したロボット、エックスが主人公。

人間に近い思考回路を持つロボット、レプリロイドが、人間と平等に共存する世界。そんな世界で、人間が犯罪を犯すのと同じように、レプリロイドやメカニロイドの中にも犯罪を犯す存在、イレギュラーが現れ始めていた。

それを速やかに解決、イレギュラーを処分する特殊機関がイレギュラーハンターである。ケイン博士の手によりエックスは封印から目覚め、暴走するイレギュラーを排除すべくイレギュラーハンターに所属する。そしてエックスは先輩であり親友でもある特A級ハンター・ゼロと共に日夜イレギュラーの排除に務めていた。

エックス(X) / ロックマン エックス(Rockman X)
本シリーズの主人公。『イレギュラーハンターX』での回想シーンによると、「X」とは「無限の可能性」あるいは「危険」を意味している。

ゼロ(ZERO)
エックスのよき理解者であり、戦友であり、先輩であり、無二の親友であり、そして戦うことを定められた最大のライバルである。

アクセル(AXL)
登場作品:X7、X8、COMMAND MISSION
声優:高山みなみ
製作者不明の、新世代型レプリロイドのプロトタイプ。様々な銃の扱いに長け、また、相手の外見も性能もコピーする特殊能力『Aトランス』を備えている。その他、ローリングやホバリングといった固有のアクションを習得しており、戦闘型としての素養は高い。
初登場作品であるX7では、レッド率いるレッドアラートで彼の右腕として積極的に活動していた。しかし後の組織やレッド自身の変化に気づき、この原因究明と解決のため、イレギュラーハンターとして名高いエックスやゼロを頼ろうと同組織を脱走する。結果その行為がイレギュラーハンターとレッドアラートの衝突を引き起こすきっかけとなってしまい、彼自身も責任を感じると共に、本来の目的を果たすため、イレギュラーハンターとして活動し戦いに赴く。以後はイレギュラーハンター本部に身を置き、ハンターとして活動している。
生まれてからレッドに拾われるまでの記憶を失っており、出生についても不明である。普段は表には出さないものの、彼自身は自分の出生について気になっており、COMMAND MISSIONでは独自に調べる様子も見られた。
性格は純粋で、はつらつとしている。行動パターンもやや幼く無鉄砲なところがあるため、当初は生真面目であるエックスと衝突が絶えなかった。また、精神年齢が近いのか、パレットとは仲が良いらしく、彼女に名を呼ばれる時は余計な気遣いはない。
イレギュラーに対しては完全なる悪と割り切っており、残虐な面を見せることもある。レッドアラートでの活動の影響か、イレギュラーハントという行為にも抵抗はない様子である。この戦いに対するシンプルな姿勢や考えは、時に戦う事に迷うエックスを後押しする結果に繋がることもある。
エイリア(Alia)
登場作品:X5、X6、X7、X8
声優:笠原留美(X6~)
現場での状況を分析し、イレギュラーハンターをサポートする女性ナビゲーター。イレギュラーハンター総監であるシグナスまでも含めて彼女に信頼を置くものは多い。
元々はレプリロイド工学の研究員だったが、その幅広い知識を買われ、いかなる経緯からかイレギュラーハンター本部勤めのオペレーターとして引き抜かれる。サポートはルート解析からボス戦まで幅広く行うことが出来る万能型である。プログラム解析においても高い能力を備えており、大破したエックスのパワーアップパーツを不完全ながらも修復する程の技量を持つ。なお、X6で登場するゲイトとは当時の研究仲間である。
当初はクールかつ物事に何も感動しないリアリストな一面があったが、登場作品を重ねるごとに皆を気遣うお姉さん的な一面が顕著になり、その様子は見られなくなった。
X8ではアーマーを新調し、髪を下ろして可愛くイメージチェンジが成されている一方、ゲームのプレイヤーキャラとして戦闘への参加も果たしている。
シグマ(Σ)
声優:麦人(X4~)
Dr.ケインの最高傑作とも評価される、高い戦闘能力と優秀な頭脳、そして多くのレプリロイドを引きつける高いカリスマ性を持つレプリロイド。かつてはイレギュラーハンター第17精鋭部隊の隊長であり、エックスとゼロ(当時)の上司でもあった。ハンターとして信頼の置かれる存在であったが、X1での反乱を機として、その後レプリロイドのための世界を創造する為に世界征服を企んでいる。
その正体は、シグマウイルスという悪性のコンピュータウイルス。
シリーズの殆どの作品にてラスボスを担っている。その姿形、武器、大きさ、舞台なども作品ごとに変わっており、統一性がない。主に第二形態まで存在し、第一形態は人型、第二形態は大型化する傾向にある。
エックスに対しては、成長の可能性こそ感じていたものの、当初は自分の脅威にとはならないと考えていた。しかし以後幾度も対峙し計画を阻まれたことにより、段々と憎しみにも似た執着心を抱くようになる一方、レプリロイドとしての能力に一目置くようになる。ゼロに対しては、後述する事件の因縁もあってか、元々高い能力を持つレプリロイドという認識があったようである。また独自にその過去を調べる、計画のために利用しようと画策するなど、エックスよりも執着の程が露骨に表されている。
X4では、まだ彼がイレギュラーハンターであった時に発生、対応した、謎の紅いイレギュラー(ゼロ)によるハンター惨殺事件について描かれている。最初は優勢を保っていたものの、段々と相手の戦闘能力に翻弄されてしまい、その後結果としては辛くも勝利を収めたものの、破壊寸前に追い詰められることとなった。一部では、この戦いによってゼロの持つウイルスに感染しイレギュラー化し、それがX1での反乱の原因ともなったのではないかと推察する説があるが、作中では明言されていない。
イレギュラーハンターXにおいては、本シリーズ作品上での描写や設定と比較して、その背景が若干変わっている。戦いの目的はエックスの「レプリロイドの可能性」を知るため、「レプリロイドの未来を賭けた戦い」となっている。また、原作では特に設定のなかった目の周りの傷が、エックスの攻撃によって付けられたものとなっている。
VAVA(ヴァヴァ)
登場作品:X、サイバーミッション、X3、X8、イレギュラーハンターX
声優:麦人(X8)、下崎紘史(イレギュラーハンターX)
元第17精鋭部隊所属のイレギュラーハンターであり、エックスの同僚。高い戦闘能力を持っており、土木作業用の道具であったライドアーマーを初めて兵器として利用したレプリロイド。優秀であるが、電子頭脳回路に異常があり、イレギュラー以上の残忍さを持っている。その影響で、日々の任務でも本来は被害を最小限にしなければならないにも関わらず、常に周囲の被害が付きまとっており、むしろ被害を大きくすることもあった。当の本人はいずれかそのことを全く省みなくなり、その為イレギュラー認定こそされなかったものの、部隊で拘束処分を受けていた。
名称の由来は、映画「マッドマックス」のババ・ザネッティであると、生みの親である稲船敬二が「ロックマン20周年記念イベント」で発言している。海外名は「Vile(ヴァイル)」。デザインの元ネタは言うまでもなく、スターウォーズシリーズのボバ・フェット。
性格について、直向きな執念と強烈な破壊的思考が露骨に描写されている。その活動も単体でのものを好んでおり、時に誰かの命令に従うことはあれど、それはエックスないしレプリロイドを破壊したいがためにその立場を利用しているに過ぎない様である。そんな自負心から他者を卑下することも多い彼だが、シグマやゼロなど、特定のレプリロイドに対してはその実力を認める様子も伺える。
X1では、上司であるシグマの計画に乗り、破壊行為をするようになる。ライドアーマーとの連携を得意とし、OPステージではエックスを撃破寸前に追い詰めるもゼロの攻撃によって失敗に終わる。その後今一度現れ、ゼロを捕獲し、エックスをまたも撃破寸前まで追い詰めたが、ゼロの捨て身の自爆によりライドアーマーを破壊され、そして潜在するパワーを覚醒させたエックスによって倒される。
X3では、Dr.ドップラーの手により「VAVA MK-II」として蘇り、新たなる兵装とライドアーマーを備え、復讐のために再びエックスの前に立ちはだかるものの、結果はまたしてもエックスに敗れることとなった。
X8では「VAVA V(ペンテ)」と名を改めて再三復活する。再びシグマの下に就き、ヤコブ管理官ルミネを連れ去る一方、未だ果たされない復讐のためにエックスたちに立ちはだかる。
サイバーミッションではオープニングボスとして登場するが、データ上の存在のため、明確な意思はない。
X1のリメイクでもあるイレギュラーハンターXではX、ZEROに続き主人公の一人として登場。イレギュラーとして拘束されていたところをシグマに解放され、仲間として勧誘される。しかし自分より立場の低いエックスに興味を示すシグマに疑問と不快感を抱き、逆に自分がレプリロイドを変えうるジョーカー(名前のもう1つの由来とされる)たる存在になろうと考え、エックスとゼロを敵と見なして戦いを挑む。だがその後二人によって撃破されることで、彼自身が今まで何のために戦っていたのかの本当の気持ちを悟ることになる。なお、このVAVAが主役のストーリーはイレギュラハンターXでのみ語られており、「未来を変えうるレプリロイドは自分である」ことを証明するために戦うVAVAの姿勢は他では決して見られないものである。

科学者
Dr.ケイン(Dr.Cain)
登場作品:X2、X3、サイバーミッション、イレギュラーハンターX
声優:宮澤正(イレギュラーハンターX)
エックスを発見し覚醒させた人物であり、またエックスをモデルにDr.ライトとDr.ワイリー以外で初めてレプリロイドを造った偉人。
ライト博士の死去後、人間型思考回路を持つロボットのノウハウは失われたが、ある日ケイン博士は、ライト博士の研究所跡と思われる遺跡で彼の遺作『ロックマン エックス』を発見、そのロボットより人間に近いエックスを見て解析を試みるが、彼の技術を持ってしてもブラックボックス(解析不能の部分)ばかりで殆ど解析することは出来なかった。しかし、その中で一部解析できたデータを元に、独自の技術を加えてレプリロイドを完成させ、レプリロイド工学の第一人者となったのである。その後イレギュラーハンターを組織し、精神的指導者としてエックス、ゼロ達によくアドバイスをする。また、ライドチェイサーのチェバルやアディオンの設計者でもある。自分達より遥か昔にこれ程のテクノロジーを持っていたエックスの製作者Dr.ライトには驚きと尊敬の念を持つ。
本格的レプリロイドの第1号であるシグマの生みの親でもある。故に、自らの息子同然であったシグマの暴走には、心を痛めている。
イレギュラーハンターXのOVA「THE DAY OF Σ」では、生命維持装置を装着している衰弱した老人であり、最終的にはシグマの反乱の被害にあって死亡したかのように描かれている。
Dr.ライト(Dr.Right)
声優:佐々山洋一(X8)、麻生智久(イレギュラーハンターX)
わっしょい ダード オフコ 検索村祭 コーヒー ビザウェー マンボン カイモ ハイス レザーク スパイ ナイジェ ループ ファンベト 私が主役 デイラ ストライカー キシング クアハ ワンシ ハイソ メタフ ツーロン ワイキキ デリカシー メモリ セッショ メタノール マイカ タチバナ ストレート リポート ジャンダ トメーシ オブシデ メダル サージ グリース シーモス ロビイング ドライブ ルレット シェンド ツイード スーサ クロス わっさむ レーキ ニーム トーチャー

ロボット工学の父とよばれる伝説的な科学者であり、エックスの開発者である。ロックマンを作った人物でもあり、エックスはその発展・進化型として開発されたと考えられる。その技術は百年後の世界でも解析不能なこと、それだけの科学力を持ちながら自らの力に溺れることなくその生涯を終えたことからも、彼がいかに偉人であったかが伺える。エックスのパワーアップパーツの製作者でもあり、エックスが戦いに身を投じる時はアーマーパーツを与え彼のサポートを行う。
およそ100年前に亡くなったはずであるが、Xの時代の情勢を把握しているため、カプセルを通じてネットワーク上でプログラムとして生きていると推測されている。カプセル内でも本人の意識はあるらしく、例えばゼロでカプセルに赴いた場合、エックスではない事を把握して会話をしている。しかしながら、エックスには一方的にメッセージを与える描写のみであり、まともな会話は一度も無い。
Dr.ワイリー(Dr.Wily)
登場作品:X4、X5
声優:青野武(X4、X6)
ロボット工学における奇才の持ち主であり、かつて数多くの戦闘用ロボットを生み出し世界を恐怖に陥れたマッドサイエンティスト。
同シリーズのストーリー上では、主にゼロの夢の中などでシルエットの姿で登場する。顔がはっきりと表されたことはなく、またその人物がロックマンシリーズのワイリーと同一人物という明確な情報はないが、現状ではその関連性を殆ど疑われていない。
ゼロを製作した人物と推察されている。他シリーズを含めてゼロの製作者だとは明確に述べられたことはないが、作品の所々で彼がゼロを製作し生み出したと思われる事柄(同シリーズ内では、X2でシグマが最後に言ったセリフ「最後のワイ・・ナン・・ズ(ワイリーナンバーズ)の」、X4でのゼロの夢、X5でのゼロのフラッシュバックetc)が描写されている。また、X2に登場するカウンターハンターのサーゲスは何らかの関連性を持っていると目されている。

2009年02月12日

グランド・セフト・オートシリーズ

ゲームタイトルは直訳すれば「車両窃盗罪」といった意味(よく“偉大なる”と誤訳されるが、Grand Theft=重窃盗罪という意味であり“偉大なる”という意味は含まない)であるが、シリーズでは車に限らず、陸海空の様々な「乗り物」がミッションにフィーチャリングされている。非常に自由度が高いことで好評だが、その内容が生き残るためなら誰彼構わず巻き添えにする事も可能であるため、暴力的過ぎるという批判も強い。
みかんいろ バリトン サーファ マスター ハンディー ニュルン すみのえ ロフルス タラップ ステン ハート フォロワー ダイヤ ディク ランド パーク カーブ シャト ラン トップ とうたい ジャン ルー メルク ニックス カレワ とうみょう ぶきいろい ディッシュ ラベル タオイズ ダイアモンド ショウ ベッド おじま ハイボー タイプライ 宇宙ステー ピンタック オートクチ ティンカー カラム モッコク ヤード きくらげ トータル ケトン ヒョウ メンバー チャンネル

他のクライムアクションゲームに比べてNPCの行動やしぐさが人間的である。例えば『MAFIA』や『DRIV3R』といったクライムアクションゲームのNPCはただひたすら歩道を歩く人形のようなものだが、『GTA:SA』では主人公が魅力ある服装だとNPCから通りがかりに話しかけられたり誉めてくれたり逆にからかわれたりする。それ以外にもNPC同士が会話していたり、警官に反抗的なものがいたりとさまざまで他のクライムアクションゲームには無いNPCの人間描写がある。この人間的なNPCの行動はプレーヤーがゲーム内で無差別殺人を起こそうとする気を少なくすることにも貢献している。

シリーズの多くは、序盤(またはオープニングシーンまで)仲間だったキャラクターが後々裏切りプレイヤーと敵対する関係になるといった、モチーフとしているマフィア・ギャング映画に近いストーリーとなっている。

PC版では、個人などが作った非公式なMODと呼ばれる改造ファイルまたは改造プログラムにより、フェラーリやポルシェと言った実在の車のモデルの追加・建造物・シナリオなどの改造を行う事が出来、アメリカをはじめ全世界で流行している。またPC版では有志が製作したオンラインプレイ用のクライアントソフトが作られていて、海外のサイト等からダウンロードする事でプレイ可能である(現在の主流は「GTA Rumble」及び「San Andreas Multiplayer」(SA:MP)である。ただしラグが生じ易いようである)。ただし、これらは正規のものではなくあくまで改造プログラムである。全米で問題となった改造プログラムもある。詳しくは下記参照。

コカコーラとのコラボレーションとして、GTAのゲーム画面風なCGアニメによるコカコーラのCMが流された。CMはGTAの暴力的なイメージをまるっきり逆にしたピースフルな内容である。

シリーズ
グランド・セフト・オート
同シリーズ第一作。1997年10月、北米で発売。見下ろし型ドライブゲームの形態を持ちながら、ギャング組織のチンピラ(ストリートギャング)がボスに指示をもらい、ミッション(犯罪)を実行する…という内容。日本ではパソコン版と、1998年にプレイステーション版が発売された。従来にない犯罪的な内容で一部の注目を集めると共に、その暴力性が問題視された。

グランド・セフト・オート ミッションパック #1 ロンドン 1969
Grand Theft Auto Mission Pack #1: London, 1969は、『GTA1』の追加パック。舞台を1969年のロンドンとし、当時の欧州車が登場する。


グランド・セフト・オート ミッションパック #2 ロンドン 1961
Grand Theft Auto Mission Pack #2: London, 1961は、『GTA1』の追加パック第2弾。

グランド・セフト・オート 2
1999年10月発売。PC向けの製作で2D(x,y軸)。前作からの大きな変更点は「信頼度」の導入であり、これは各面ごとに3つの犯罪組織が対立しており、ある組織に気に入られるとより報酬の高い仕事をもらえるが、その代わり敵対する別の組織から報復を受ける、というものである。このため高い自由度に加えて、常に各組織の顔色をうかがいながらゲームを進めていくという戦略性が加わった。また、アメリカ合衆国が舞台だった前作に比べて「ザイバツ」や「ヤクザ」という組織名や「アサクサ」「ヒロシマ」のような地名、日本語が流れるラジオなど、妙に日本を意識した作りとなっている。さらに最大手配レベルが4から6になった。犯罪を起こしすぎると厳しいペナルティがさらに厳しくなるのである。
なお、Rockstar Gamesの英語版サイトでこのゲーム(英語表記)がフリーソフトでダウンロード可能である。

グランド・セフト・オート III シリーズ グランド・セフト・オート III
当初プレイステーション2で発売され、後にPCやXboxに移植され世界中で八百万本規模の大ヒットを遂げる(公式には800万本と称される)。日本でも2003年秋にカプコンよりCEROレイティング18歳以上対象ソフトとしてプレイステーション2版が発売され、海外ゲームとしては異例の30万本ヒットを記録。ドリームキャストソフト『シェンムー』にも似た、架空の街「リバティーシティ」を構築し、自由にシミュレーションすることが人気を得た。同時に、暴力描写、特にチートを使用し、体がバラバラになる描写が話題となり、青少年による暴力や無差別殺人事件を誘発したとして批判され(後述)、神奈川県で有害図書に認定される。2004年12月16日にカプコンから廉価版がプレイステーション2用として発売された。本作の主人公はクロード・スピード。

グランド・セフト・オート・バイスシティ
Grand Theft Auto IIIシリーズ第2弾。2002年10月にプレイステーション2で発売、日本では2004年5月にPS2日本版が発売された。その後に、PC版にも移植した。また、同国では前作Grand Theft Auto IIIをカップリングした徳用パック『グランドセフトオート ダブルパック』がXboxとプレイステーション2向けに発売された。アル・パチーノ主演のバイオレンス映画『スカーフェイス』、及び80年代を代表するマイアミが舞台のドラマ、『マイアミバイス(Miami Vice)』の強い影響を受けて作られた。本作の主人公はトミー・ベルセッティ。

グランド・セフト・オート・サンアンドレアス
グランド・セフト・オートIIIシリーズ第3弾。2004年10月26日にPS2北米版が発売された。PS2日本版は不適切なシーン等を一部カットした上で2007年1月25日発売(CERO区分:Z = 18歳未満購入禁止)。都営バスに同作品のラッピング車が都01系統を中心に走っている(公営機関のGTA広告は初)。2007年7月12日には、カプコンより廉価版が発売された。
舞台は1992年のアメリカ西海岸の架空の州、サンアンドレアス。州の中にはLos Santos、San Fierro、Las Venturasの3つの都市がある。サンアンドレアスとはモチーフとなっているロサンゼルス、サンフランシスコ、ラスベガスの都市を並行して走っているサンアンドレアス断層から来ていると思われる。本作の主人公はカール・ジョンソンという名の黒人。
なお、PS2日本語版では問題のシーン以外の残酷描写等も(倒れている相手の上に乗り殴ったり、狙撃したとき首が飛ぶ描写など)大幅にカットされた。

グランド・セフト・オート・アドバンス
GTA初のゲームボーイアドバンス版。舞台はグランド・セフト・オートIIIに登場した「リバティーシティ」の10年前の話となっている。グランド・セフト・オート及びグランド・セフト・オート2と同じ見下ろし型となっている。日本版の発売予定はない。

グランド・セフト・オート・リバティーシティ・ストーリーズ
グランド・セフト・オートIIIシリーズ第5弾で、グランド・セフト・オートシリーズ初のPSP版。2005年10月25日にPSP北米版が発売され、2006年6月6日にPS2北米版が発売された。2007年7月26日にPSPの日本版が発売され、2007年9月6日にPS2の日本版も発売された。今作は『GTA3』の約3年前の1998年を舞台にし、本作の主人公は同ゲームに登場したレオーネ・ギャングの一員 トニー・シプリアーニ。
ちなみに「GTALCS]のベストプライス版が2008年7月に発売されている。「PSP版のみ」

グランド・セフト・オート・バイスシティ・ストーリーズ
2006年10月31日発売。グランド・セフト・オートIIIシリーズ第6弾、そしてPSP版第2弾として北米にてリリース、PSP同梱版も発売された。またPS2北米版が発売予定となっている。日本版はPSP、PS2版共に2007年12月6日発売された。
グランド・セフト・オート・バイスシティの2年前にあたる1984年のバイスシティが舞台。本作の主人公はランス・ヴァンスの兄ヴィクター・ヴァンス。

グランド・セフト・オートIV
北米、欧州等で2008年4月29日に Xbox360、PLAYSTATION3それぞれのハードで発売されている。日本版はPS3版Xbox360版ともに2008年10月30日に発売された。PC版を、北米で2008年11月18日に,ヨーロッパ地域では11月21日にそれぞれ発売。2007年のリバティーシティが舞台で主人公は旧ユーゴスラビア人男性のニコ・ベリック。
日本やアメリカでは青少年が凶悪事件を起こすと、その都度本作のような暴力的ゲームの影響を取り沙汰し、バッシングの対象とすることが多い。事実、元次期アメリカ合衆国大統領候補として有力視されていた民主党のヒラリー・クリントンは本作品のような暴力・性描写を含むゲームに対する法的規制に賛同している。

訴訟
米国では2003年6月7日このソフトを熱心にプレイしていた少年が警察署で警官など数人に発砲してパトカーを奪うという事件が起き、その後被害者遺族からメーカーと販売店に対して民事訴訟が起こされた。

有害図書とCEROへの影響
神奈川県は2005年6月7日、大手ゲームメーカー「カプコン」が販売するPS2版『Grand Theft Auto III』(GTA3)に残虐な内容が含まれているとして、神奈川県青少年保護育成条例の「有害図書」に指定した。5月30日の県児童福祉審議会で、「有害」指定すべきとの答申が出たことを受けて7日付の県公報で告示した。

同条例に基づき、このソフトは18歳未満への販売が禁止されるとともに、店頭での一般ソフトとの区分陳列が義務づけられるようになり、違反者には30万円の罰金が科せられる。また、神奈川県に続き石川県、埼玉県、大阪府も有害図書に指定した。さらに7月14日に開かれた全国知事会議で全都道府県(長野県の一部を除く)で有害図書に指定された。

この有害図書への指定と、その原因とされた一連の出来事を機に、コンピュータエンターテインメントレーティング機構(CERO)は旧区分で「18歳以上対象」とされていたソフトを「Z(18歳以上のみ対象)」と「D(17歳以上対象)」の2区分へ変更するようレーティング制度を改めるとともに、各都道府県の青少年保護育成条例において「Z」区分と審査されたソフトを全て有害図書へ指定するようになった(GTA3以降のシリーズも全て「Z」区分となったため、ほとんどのシリーズが有害図書扱いとされることになった)。

性的シーン問題
暴力的なゲームを非難しているアメリカの団体、NIMF(全米家族メディア研究所)が『Grand Theft Auto: San Andreas』にはインターネットでダウンロードできるHotCoffeeと呼ばれるMODを導入することで性的なシーンが見られるとして批判声明を発表。(このHotCoffeeはSan Andreasに元々からプログラムされていた当該シーンのロックを解除すると言うプログラム。)

Rockstar Games側は「ゲーム製作者側が意図したものでは無い」と反論したものの、2005年7月14日、米上院議員ヒラリー・クリントンは連邦取引委員会に調査要求を出した。2005年7月20日には同ゲームのESRBのレーティングを「Mature」(M:17歳以上向け)から「Adults Only」(AO:18禁のソフト)へと引き上げられることになった。

その後性的シーンを無効にする(幾つかのバグフィックスも含む)パッチがリリースされた。また、流通されているソフトは一旦全て回収を行い、レーティングがAdultsOnlyに該当する要素を削除したバージョンとして再出荷されている。

2009年01月26日

コンチェルタート(イタリア語: concertato)

コンチェルタート(イタリア語: concertato)、コンチェルタート様式ないしはスティーレ・コンチェルタート(イタリア語:stile concertato)とは、通奏低音の上で、器楽グループないしは声楽グループが一つの旋律を共有して、たいてい交互に奏でる(歌う)ような演奏様式ないしは曲種のこと。イタリア語のコンチェルト(協演)の派生語であり、本来は「コンチェルト風に」「協演する方式で」ほどの意味であった。コンチェルタートという用語は、ほとんど決まって形容詞的に使われる。

いくぶん単純化してしまうと、「コンチェルタート」と「コンチェルト」を分かりやすく区別することができる。コンチェルタート様式は、声楽グループと器楽グループの対比が含まれるのに対して、コンチェルト様式は、とりわけ盛期バロック音楽で展開された合奏協奏曲の場合に見られるように、大集団(リピエーノ)と小集団(コンチェルティーノ)の対比が含まれている。

コンチェルタート様式は、16世紀後半のヴェネツィアにおいて、聖マルコ大聖堂の特異な音響空間で活動した、ガブリエーリ一族の作品を通じて発展を見た。この聖堂内では、別々の聖歌隊ないしは合奏団が、互いに筋向いに相対することになる。一般的に一方から他方への響きのディレイ効果のために、また音響的に言うと「ライヴ」空間のために、完全なユニゾンは困難だったので、作曲家は、聖歌隊が、いわばステレオの原理で互いに歌い交わすように作曲することにより、すばらしい効果のある音楽ができることに気づいたのである。このようにして交唱様式を用いた聖マルコ大聖堂の合唱様式は、「コーリ・スペッツァーティ」様式と呼ばれた(「ヴェネツィア楽派」も参考のこと)。

コーリ・スペッツァーティの楽曲は、本来アカペラの合唱曲として作曲されたが、楽器を加えた演奏が行われるようになり、さらにジョヴァンニ・ガブリエーリによって、この原理を用いて器楽曲を作曲したり、あるいは声楽と器楽からなるアンサンブルのために作曲する習慣が確立され、単純な交唱ではなく、対比や競合の原理をそなえた「コンチェルタート様式」へと段階的に発展した。さらに、通奏低音とモノディが導入されると、それまでの器楽と声楽の対比や、音色の異なる楽器同士の対比に加えて、独唱・重唱・合唱も対比や競合の選択の可能性を広げた。

ヴェネツィアで作曲された楽曲は、すぐさまその他各地で演奏されたため、新たな「コンチェルタート」様式は急速にヨーロッパ各地に(最初に北部イタリアで、次いでドイツと中部・南部のイタリアで、その後は徐々に残りのヨーロッパ大陸に)浸透した。
シントニア タコス オイル マヤ吉 ケルン ミーハー ボタン たこいと デュアル アルル ライン アクサ ビー玉 ロコモコ ライフ テナー クチル トッププ ナズナ ロベニア シタニア キング ブルー レンド ハファダ シリア マリンホス タイトス リテール シラー カノープス きねづか ブダペ スノーグ チョウゲ フルタイ モミジ デブリ ブラッシ 深海魚 シルバー ビーテ トライ サイキック ブレッツ プルーフ すいか くもり ダッジ ミーア

17世紀初頭において、声楽と通奏低音をともなうほとんどすべての楽曲が「コンチェルト」と呼ばれたが、この用法は、現代的な意味(独奏楽器ないしは独奏楽器群と管弦楽のためのソナタ)とはかなりかけ離れている。17世紀におけるコンチェルタート様式の宗教曲は、しばしばモテットから発展した。16世紀までにアカペラ様式による声楽ポリフォニーとして曲付けされたような聖句を用いて、声楽と器楽のためにコンチェルト様式によって作曲されるようになった。これらの楽曲はもはやモテットとは呼べず、「コンチェルト」や「シンフォニア(シンフォニエ)」「詩篇集」など、さまざまな名で呼ばれた。

コンチェルト様式は、きわめて劇的な音楽の作曲を可能にするため、初期バロック音楽の特徴ある新機軸のひとつとなった。

主要な作曲家
アンドレーア・ガブリエーリ
ジョヴァンニ・ガブリエーリ(サクレ・シンフォニエSacrae Symphoniae)
クラウディオ・モンテヴェルディ
アレッサンドロ・グランディ
ザムエル・シャイト
ヨハン・シャイン
ハインリヒ・シュッツ:(シンフォニエ・サクレSymphoniae Sacrae)
ルドヴィコ・ヴィアダーナ
ヨハン・カスパール・ケルル
ヨハン・パッヘルベル
ミヒャエル・プレトリウス

2009年01月18日

皇帝アレクサンドル1世が行幸先のタガンログ

1825年皇帝アレクサンドル1世が行幸先のタガンログで崩御した。アレクサンドルには嗣子が無く、次弟のコンスタンチン大公が帝位を継承すると見るのが一般的であった。しかし、コンスタンチンはポーランドの貴婦人と秘密裏に貴賤結婚したために、自ら帝位継承権を放棄していた。アレクサンドル1世も生前、このことを認め、帝位は次の弟のニコライ大公(後のニコライ1世)に委譲することが決定していた。ところが、奇妙なことにニコライ大公が帝位継承者であることを知る者はアレクサンドル1世を始めごく少数で、肝心のニコライ大公自身にも知らされてはいなかった。

帝位継承をめぐってコンスタンチンとニコライの間で相互に帝位を譲り合い、一時的にではあったが空位期間が生まれた。結社のメンバーは、ツァーリ政府に自分たちの情報が当局のスパイによって漏れているとの情報もあり、不十分な準備のままクーデターを敢行した。

1825年12月14日元老院広場において、新帝への宣誓式が挙行されることとなり、デカブリストは、3000人の兵士を率いてペテルブルクの元老院広場で蜂起した。デカブリストは、コンスタンチンに忠誠を宣誓し、ニコライへの宣誓を拒否した。さらにニコライが登極した場合には、ニコライに迫って自由主義的な大臣を任命するように仕向ける予定であった。デカブリストはあらかじめセルゲイ・トルベツコイ Sergei Petrovich Troubetzkoyを臨時指揮官に選んでいたが、当日、総指揮を執るはずのトルベツコイは姿を見せなかった。兵士たちは12月の厳寒の中、元老院広場に向かって行進を開始した。兵士達は上官の命に従い行軍し元老院広場に集結した。行軍中、兵士達は口々に「コンスタンチンと憲法 konstitiumir、Конституция」とスローガンを叫んでいたが、憲法を「コンスタンチン大公妃」のことと誤解している始末であったと伝えられる。もっともこのエピソードは創作のようであり、カホフスキーはレバシェフ将軍宛の手紙で創作であることを示唆している。
ジョブコー ダーポポ プライ オール ハンドグ フェア はずたか タフガ シミュレ 冬の花 ポテト トゥー ハンカ ハシェマ やまふじ インレット ゆずの里 カガシ マンシェ ナサラ ヌクレ 検索モミ カラカス スピー オリジナ 水菜 ビジョン ズーム マウンテ ドレス トカマク ムギセ ベニバ グラソース キング コード オパール オーセン クール ランボ たてじょう ブラゾーン おおみ リンス バロキ スノー ドウェー プレス プロペ いぬまき


翌12月15日新帝ニコライ1世は自ら政府軍を率いて反乱の鎮圧に当たった。ニコライは、あくまで流血の悲劇を避けようとしてデカブリストを投降させようとした。勅使として兵卒に人気のあったミハイル・ミロラドヴィチ伯爵を派遣し、デカブリストの説得に当たらせたが、ミロラドヴィチ伯が狙撃され落命するに及んで、政府軍の投入を支持した。デカブリストの反乱は一日で鎮圧された。

南方結社は、12月13日にペステリ大佐をはじめ指導者が次々と逮捕された。南部結社のメンバーがペテルブルクでの武装蜂起の情報を得たのは乱後、2週間経ってからであった。南部結社には、ロシア・ナショナリズム、スラブ民族の連邦国家創設を目指す「統一スラブ派」が参加しており、ペステリ逮捕後は統一スラブ派が中心になって活動した。統一スラブ派は牢獄を襲撃し逮捕された指導者たちの何人かを解放することに成功した。そのうちの1人、セルゲイ・ムラヴィヨフ=アポストルは、12月29日チェルニゴフ連隊が武装蜂起したが、葡萄弾 Grapeshot(散弾の一種)で武装した政府軍によって1826年1月3日鎮圧された。

事件後、軍事法廷で関係者579名が裁判を受けた。首謀者とされた、ペステリ、カホフスキー、ルイレーエフ、ムラヴィヨフ=アポストル、ミハイル・ベストゥージェフ=リューミンの5人は絞首刑を宣告された。その他のデカブリストは、シベリア、極東、カザフなどに流刑を宣告された。 これら流刑となった夫の後を追い、11人の妻が貴族身分を放棄してシベリアへ向かったことは、ロシアでは夫への献身の象徴と見なされている。また、デカブリストの指導者と交際があったアレクサンドル・プーシキン、アレクサンドル・グリボエードフ Alexandr Griboyedov、アレクセイ・エルモーロフ Aleksey Petrovich Yermolovらは当局の監視を受けた。

評価
デカブリストの乱の失敗は、反乱主体である北方結社と南方結社が相互に連絡を取ることなく、アレクサンドル1世の急逝と、その後の2週間に渡る皇帝不在を機会的に捉え、長期的展望の欠如したまま反乱に突入したことと、大衆に対するデモンストレーションの欠如、クーデター実行者としての決断と実行に欠けていたことなどに起因する。結局、乱後、ニコライ1世は皇帝官房第三部を新設するなどして専制権力を強化し反動政治を推進した。その一方でニコライは、失脚していたスペランスキーを登用して法典編纂事業の再開に当たらせるなど、国制整備に繋がることにもなった。

デカブリストの中にはシベリアなどの流刑地で教育や研究に励む者もいた。彼らは詩作や民俗研究で大きな成果を上げている。アレクサンドル・ゲルツェンは、彼が出版した定期刊行物『北極星』の表紙に処刑されたデカブリストの肖像を掲げた。プーシキンやニコライ・ネクラーソフは詩作にあたってデカブリストをテーマに取り上げた。レフ・トルストイは、デカブリストの自由主義的思潮を取り上げ、後に『戦争と平和』へと繋がっていった。

デカブリストの乱は、ロシアにおける自由主義的革命運動の第一歩として、その後の革命運動の契機とされている。

こうした自由主義的革命運動は、ロシアでは頓挫したが、ナポレオン戦争によってヨーロッパ諸国へ輸出されたことを意味するものであった。デカブリストの乱以降ヨーロッパでは、ギリシャ独立戦争、そして1830年のフランス7月革命と連鎖していき、反動化するウィーン体制へ揺さぶりをかけていったのである。